2011年1月31日月曜日

日本滞在記ー第8話




1月24日、午後2時。僕は海の上に居た。

この日、前々から誘いを受け、しかし中々都合が合わなく、
今まで見合わせてきた叔母さんの家へ、遊びにいくことになりました。

この叔母さんちはなんと、広島本土を離れた島にあるのです。
江田島市西能美島沖美町、広島名地宮島のすぐ横にある小さくはない小島ですw


南広島の宇品の港でフェリーに乗り、そのまま島へ一直線。
迎えに来てくれた叔父さん曰く、1時間に1便、一日16便あるらしい。
ド田舎のバスより便利といえば便利だよね、失礼だけどw


フェリー乗るのは小学生以来と言う僕なんですが、
最初は結構はしゃいで写真撮ってたけど、何せこのご時期、海風が寒い寒いww
何枚か満足いく写真取れたら逃げ帰るように客室に戻りました。
ほかのお客さんに失礼なので客室内で写真は取ってないけど、
席のど真ん中に和室ぽいエリアが設けられてた、
流石日本人、海の上でも畳ですか。なんかおっさんが一人寝転がってるけど。


海上で揺らされて35分ほど、やがて目的地に到着。



ファーストイメージは・・・うん、すごく普通の 
駐車場港だね!

フェリー降りてすぐ叔母さんに案内されましたけど、
この移動最中、僕は吸い込まれるように、ここの景色に夢中だった。
なんというか、海と山の距離がすごく短い!
山から転び下りたらそのまま海に落ちるんじゃね?って位、近い!

周りに高い建物が一切無いので、
港近くの平地で一望しても山の形、山の緑がそのまま原寸大に見える凄さ。
こんな景色見るの生まれて初めてなんだよねw 
叔母ちゃんや地元の人は牡蠣以外なんもねぇ町だよっとは言うけど、
こう言う自然溢れた田舎町大好きなんだわー。
しかし牡蠣嫌いな僕には住み辛いと言うのは確かだな。
海鮮物マジ苦手なの・・

まぁ僕の好き嫌いはともかく、地元でお好み焼き屋を経営する叔母さんちへ到着。
もう10年以上の久々の再会で叔母ちゃんおおはしゃぎw
早速お得意のお好み焼きを振舞ってくれました。
地元の農家さんや叔母さんちが自宅栽培したネギとキャベツ、
そしてここの名産である広島牡蠣ををたっぷり使ったお好み焼き、
すっごく美味しかったけど、小食の僕に大盛食わせるのは堪忍してw


  <何度もテレビ局やNHKに取材されたと言う島で唯一のお好み焼き店>

その後、叔母ちゃんは、夜はご馳走すると言うので、
食材の買出しの手伝いで一緒に出かけてみた。
これも驚きました、スーパー行くのに車片道30分と言う道のりw
そして路上にはコンビニが一軒も無かった・・・
なんか一気に30、40年前にタイムスリップしたような感じでした。
ホント今まで便利な生活を当たり前のように享受してきたのが、
どれほど贅沢か身に沁みる思いですな。

でもちゃっかりパチンコ屋があったのはワラタ。


この夜、おばちゃんがすき焼き鍋をめっちゃ大盛で作ってくれて、
おじちゃんとおばちゃんと懐かしい話で盛り上がりました。
結局この日、帰りの船便は間に合わないので、ここで一泊すると思いや・・・

気づいたらおいらこの島で3日過ごしてました。
おばちゃんが帰してくれない・・・!w

まぁ僕は迷惑掛けるのであまり長く滞在するのは申し訳ないと思うけど、
実際この島の環境は結構気に入ってたりします。
僕は生まれも育ちもコンクリートジャングルの都会っ子ですから、
こんな自然に恵まれた日々を過ごせるのは、貴重な体験なのですよね。

中間二日ほど大幅に省略した日記になってしまうけど、
実際この島、この自然環境は文字で描くより、
実際見て、歩いて、感じないと伝わらない気がするんだ。

うん、書くのが面倒って事じゃないよ・・!
実際僕この二日でやった事は散歩と散歩と日本サッカーを応援した位だしw
後はおばちゃんの店番とか自家ネギ畑でネギ刈りしたくらいかな。

30日に大学2次試験を控えてて、準備活動で少し肩が重くなったこの頃、
この三日旅行はホントいい気分転換になってくれました。

大学試験が全部終わったら、もう一度くると言う約束を叔母さんとして、
僕は帰りのフェリーに乗り込むのでありました。

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