2011年6月27日月曜日
2011年6月13日月曜日
2011年6月11日土曜日
日本滞在記ー第18話~「球場」
8年前広島に来た時、
野球好きな叔父さんの好意で、人生初の野球観戦を体験した。
叫び響く歓声、流れ渡る応援歌。
今でも忘れられない熱い一夜だった。
その叔父さんは、今はもう亡くなり。その球場も、今は使われてない。
そう聞かされて、寂しさを感じつつも、今使われてる新球場に興味が湧く。
という訳で、小雨の中、傘をさして見に行ってきた。
流線型な外部フレーム、多機能多目的な数々のステージ。
まさしく言葉どおり、近代的なスタジアムだった。
しかし、この日に試合はなく、そしてこの雨だから、人通りは全く無い。
無機質な外壁と灰色に染まる空は、旅人の心境を幾分感傷に引き込んでしまう。
2011年6月10日金曜日
日本滞在記ー第17話~「決意」
尾道の旅から戻った後、予想以上足に負担をかけまくったせいか、
帰宅後数日、膝と足筋の筋肉痛に襲われて、暫く遠出は諦めざるを得なかった。
本来、港町の「呉」とかにも行きたかったけどねー。
しかし、こう毎日部屋で寝そべって居ても気分が沈んでいくばかり・・・
「これからどうしよう?」
それから毎日のように、頭の中でこのフレーズが響く。
彼方此方に旅へ出ては、旅先の感動で一時の忘却は出来ても、
所詮は一時期の逃避にしかならない。
結局、家のドアを開くたびに、現実の世界に引き戻されてしまう。
一日、二日、三日・・・
答えがみつからないまま、時間だけは過ぎていく。
ふと航空チケット取り出して見る。
期限的に4月一杯まで滞在は可能と、書いてるのを再確認する。
「これからどうしよう?」
それから毎日のように、頭の中でこのフレーズが響く。
彼方此方に旅へ出ては、旅先の感動で一時の忘却は出来ても、
所詮は一時期の逃避にしかならない。
結局、家のドアを開くたびに、現実の世界に引き戻されてしまう。
一日、二日、三日・・・
答えがみつからないまま、時間だけは過ぎていく。
ふと航空チケット取り出して見る。
期限的に4月一杯まで滞在は可能と、書いてるのを再確認する。
しかし、大学はもう諦めるしかないし、これ以上居残ると生活費もバカに出来ない。
それに、もうこれ以上面倒見てくれてる叔父や叔母に、迷惑をかけれない。
三月一日
帰国を決心。
日程は、丁度10日後の三月十一日を選んだ。
この残された十日間、
日程は、丁度10日後の三月十一日を選んだ。
この残された十日間、
せめて最後まで、この大好きな国の空の下で思う存分歩き回りたい。
そう思いながら、僕の自由気ままな散策が始まる。
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