1月5日、広島に到着してまだ丸二日もたってないと言うのに、大阪への急行。
それもただ大学へ志願書届くためだけに。
そんなもの郵便で送ればいいことなのに、きっとそう思うでしょう。
しかし、それは日本人と言う目線に限る。
外国留学生にとってこれは試験以上の不安要素なのである。
大学に通う事は、ほとんどの人間にとって人生で一度限りのイベントであり、
その入学申請必要資料、手続き、費用、注意点などなど、
塾や学校と言う代理申請を承る人間じゃない限り、分からない事ばかり。
みんな手続き素人なのだからね。まぁこの話はまた後ほどで。
大阪に到着してからまず戸惑ったのは電車の複雑さ。
地下鉄、私鉄、JRなど数えて10本だったかな・・・
とにかくどこで何に乗り換えたらいいか分からない状態だった。
おかげで見事乗り違えて、大学とは真逆の方向、
気づいたら奈良に向かってる特急電車に乗ってた。
結果は散々。ようやく大学にたどり着いた頃はもう受付終了の午後4時過ぎ。
日帰り予定だったスケジュールは、急遽1泊することに。
台湾から持ってきた資金には限りがあるので、
出来る限り安く済ませたいと思い、適当なネカフェで一晩過ごす事になる。
日本に着てから携帯も無い、ネットも繋がれない、住所すらないと言う僕も、とうとうネカフェ難民にデビューですよw ドリンク飲み放題ウマー;;
翌日、今度こそ遅れまいと朝7時から出発し、大学に向かおうとしたけど、
受付は10時からのスタートと思い出して、
ならば折角のことだから、早朝の大阪見物歩き旅でも敢行し、
気づいたら梅田、難波、日本橋、新世界の通天閣など、
少なくとも9時半頃まで5駅位を歩き通りました。
その後は大学に行って志願資料を渡して、大阪への目的はこれで終了。
色々散々な目に遭ったと思ってたこの旅程も、
広島帰りの新幹線に乗り込み、じっくり考えてみたら、
この二日はちっとも無駄な経験じゃなかったと思い直しました。
もし今回が本番試験当日だったら、どうだったんだろう。
明日また届ければいいやって笑って済ませれる話じゃないね。
たとえ少し宿代が増えても、大事な日の準備に一日余裕を持って、
早めに出発した方がいいと学びました。